現代思想と証言

中央大学の首謀者たち(中央大学の専任教員たち、中央大学の職員たち、中央大学と委任契約を結んだ弁護士たち)が中心となって、各公的機関(検察庁、裁判所、文科省)、及び与党某大物政治家に働きかけを行い、被害者に殺人的暴力の限りを行使した前代未聞の反国家的大組織犯罪の全容を証言するブログです。

Riel Inoue & M――We’re in charge of this site.

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井上莉絵瑠 著

『最終解決個人版・未遂の記――絶滅を待望された被害者の証言』

出版予定の本証言テクストは、現在までのところ、以下の三章、及び「間奏曲――かくも長き宙吊り」から構成されています。しかし、2020年以降、極めて重大な諸事実が新たに判明しつつあり、これらの諸事実により過去12年間の大組織犯罪の証言にも大幅な変更を加える必要があることが既に明白となっています。現検察庁による公式発表を精査したのち、本証言テクストの全草稿に徹底的に加筆・修正を施すのみならず、新たに第四章(場合によっては第五章も)加筆することを予告しておきます。法の効力を停止させるという超法規的暴力を実行しておきながら、自分たちは法の保護を求めたがるという非対称の暴力を平然と行使してくる加害者ばかりであるため、止むを得ず〇〇を用いてかなりの固有名を長期間匿名表記にしておかざるを得ませんでした。公式発表・公式報道が行われた直後に、全て実名表記に変更する予定でいましたが、暴力行使があまりにも長きに亘り、発生させられた甚大な損害が一切回復されない限界状態が現在まで続いているため、生命を守る当然の権利として、即ち正当防衛として実名表記に踏み切ることにしました。

第一章(草稿) 「最終解決」の亡霊の集団的憑依

第二章(草稿) 滅罪的暴力の誤使用、あるいは「原罪」の集団的摘出

第三章(草稿) 「法の起源」の忘却者たち

間奏曲――かくも長き宙吊り(草稿)

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本証言テクストの梗概(outline)は以下の通りです(加筆・修正する内容についても予告しておきます)。

井上が主たる被害者とされた本件大組織犯罪は、当時中央大学法学部2年の学生・和知孝紘をどんなことがあっても弁護士にしたいと欲望していた和知孝紘の両親・親族が、同じ欲望で彼らと結びついていた中央大学の犯罪首謀者たちと共謀し、彼らの欲望の実現にとって最大の障害となる井上にハラスメント冤罪の汚名を着せ、大学からも社会からも追放して自殺に追い込もうとした前代未聞の大事件、組織的殺人(未遂)事件です。

井上の担当していた『現代思想入門ゼミ』に純粋に自らの意思で入った和知孝紘は、井上に対し強度な転移感情を抱いており、和知孝紘が弁護士になるための勉強に一心不乱に集中することを妨げるものこそ、この強度な(恋愛性)転移感情であったからです。

しかし、和知孝紘がなることを欲望されていた弁護士は、両親・親族にとっても中央大学にとっても「利権獲得」のために必要な弁護士、いわば「不正な」業務に主として従事することを「運命づけられた」弁護士であり、和知孝紘の内部にはこの「変更不可能な運命」に対する強い葛藤・相克がありました。

法律的思考とは相容れない『現代思想入門ゼミ』、及びそれを教える井上に和知孝紘が牽引されるようになった最大の要因こそこの葛藤・相克にほかならず、それゆえにこそ、どれほど違法な手段に訴えてでも和知孝紘から井上を無限に遠ざける必要が両親・親族と中央大学にはありました。

以上の「本件大組織犯罪の本質」に井上の究明が辿り着くまでに、実に10年半もの歳月を要しました(<(証拠資料)『最終解決個人版・未遂の記――絶滅を待望された被害者の証言』完成版のためのノート(1)――本件大組織犯罪の本質について>に詳細に展開されていますので、この証拠資料を是非ご一読ください)。

2021年7月20日、和知孝紘が弁護士となり、地元に法律事務所を開設していたことが判明したのですが、和知孝紘が進学したのは中央大学の法科大学院ではなく、驚くべきことに井上の出身大学=出講大学でもある別の私立大学の法科大学院でした。この段階に至っても、和知孝紘は井上に対する転移感情を依然として抱き続ける「ストーカー」であったと考えざるを得ません。

しかし、この驚愕すべき事実を井上が発見する前から、2021年5月31日から和知孝紘の法律事務所のホームページは更新が停止したままであり、和知孝紘が弁護士としての業務に従事した形跡は一切ありません。

和知孝紘とその親族には、中央大学の犯罪首謀者たちが全犯罪の完全隠滅のためにその絶大なる権力に頼った与党某大物政治家との「共通概念」が存在していたらしいこと、あらゆる人間の抵抗や反論を無力化させる「特別な人権」が宿っていたらしいことが2020年に入ってから判明しました。

2012年4月11日、和知孝紘の両親・親族たちの働きかけを受けた中央大学の犯罪首謀者たちは、自分たちの欲望を叶えるために一切の事実調査を省略し、井上を「寄生虫」と侮蔑し、ハラスメント加害者という虚偽を強制的に飲み込ませて大学から追放するために、1時間50分にわたって壮絶な暴行を加えました(暴行の実行犯は、当時中央大学法学部教授・ハラスメント防止啓発運営委員会委員長の中西又三、及び当時の中央大学総合政策学部教授・ハラスメント防止啓発委員会委員の永松京子です)。

正当な捜査機関に訴えれば明白に「虚偽告訴罪」となりますので、勿論そのようなことはしませんでした。和知孝紘の両親・親族たちの欲望は井上を「醜悪なハラスメント加害者」に仕立て上げ、汚辱に塗れさせて大学から追放し、あらゆる社会的関係の文脈からも孤立させて自殺に追い遣ることだったからです。誰も抵抗できない「特別な人権」を盾に取り、この目的を達成するためだけに和知孝紘の両親・親族たちは、どれほど違法な要求にも応じる中央大学ハラスメント防止啓発委員会を利用したのです。また、中央大学には「利権獲得」のためという井上を追放・抹殺するための共通の動機が存在してもいました。

しかし、井上と支援者たち(とりわけ、被害者でもある研究助手のM)によって予期せぬ抵抗を受けたため、和知孝紘一族とその協力者たちに怯える中央大学犯罪首謀者たちの井上に対する直接的暴力行使の度合いは、極端に激化していきました。中央大学の(とりわけ法学部の)教職員たちはこの凄惨な暴力行使と井上の被害実態を知っていましたが、代表的首謀者である当時法学部長の橋本基弘、及びハラスメント防止啓発委員会を恐れて看過黙認を貫き通しました(2012年4月以降、中央大学のとりわけ法学部の専任教員であった者たちは全員ではないにせよ、犯人隠避の嫌疑をかけられている可能性があると思います)。

井上とMから相談を受けた当時文科省高等教育局私学部の参事官付・梅木慶治氏は事態の深刻さに驚愕し、中央大学に期限付きの回答要求書を送付してくれました。しかし、これがトリガーとなり、ついに中央大学の犯罪首謀者たちは、井上に冤罪を着せ、自殺に追い込もうと画策したことを大学内部に徹底的に隠蔽=正当化するため、2012年当時の理事長に隠れて井上を「偽装解雇」するという信じがたい暴挙に出ました(2012年7月20日の法学部教授会において「全会一致」で「偽装解雇」が決定されたそうです。橋本基弘たちによる何らかの「根回し」があったとしか考えられません。教員を解雇するためには、事前に理事長ないし学長が措置勧告を行なうという過程を絶対に踏まなくてはなりません。そのような適正手続きの一切が暴力的に省略されました。前学長でもある当時の学長・福原紀彦は、中央大学ホームページの公式ニュースにおいて「兼任講師解雇」を居丈高に宣言し、もう絶対に取り返しのつかない最悪の名誉毀損・人権侵害を井上に対し行なってしまいました)。

さらに、中央大学の犯罪首謀者たちは、井上が「偽装解雇」に対し即座に民事手続きに打って出てきたことが当時の理事長に決して露見しないように「不正入試問題」を口実として理事長を解任したのみならず、解任した理事長の名義を冒用し、中央大学に隠れて民事手続きを主導し、偽造証拠(2012年4月11日の退職強要の偽造録音媒体と偽造反訳書)を提出してきました(井上とMが17時間余りを費やして徹底的に反復聴取したところ、井上が経験した4月11日の壮絶な暴行とは全く別ものでした。全編にわたって改ざんと編集が施されていました)。民事訴訟に中央大学の偽造証拠を実際に提出し、証拠説明書に真正な証拠であると虚偽を記載したのは、中央大学の代理人弁護士・渋村晴子と古田茂です。

井上は民事訴訟に少し遅れて、中央大学の首謀者たちが民事訴訟に提出してきた偽造録音媒体(=偽造CD-R)を証拠とし、和知孝紘を含む井上を陥れた首謀者たち6名を強要罪の被疑事実により2013年当時の東京地検立川支部に刑事告訴しました(被告訴人:2012年当時中央大学法学部長の橋本基弘、2012年当時中央大学法学部教授・ハラスメント防止啓発運営委員会委員長の中西又三、2012年当時中央大学法学部法律学科学生の和知孝紘、2012年当時中央大学総合政策学部教授・ハラスメント防止啓発委員会委員の永松京子、2012年当時中央大学法学部事務室事務長の土方善明、2012年当時中央大学法学部事務室副課長の帯部幸子)。前任の捜査担当検事は森川久範、後任の捜査担当検事は二瓶祐司です。森川久範は、2015年1月30日に二瓶祐司によって被疑者全員が不正に不起訴処分とされた直後、同年3月31日付で検察庁を辞職しました。二瓶祐司は2021年3月31日付で検察庁を離職しましたが、法務省人事には二瓶祐司の名前と離職理由が不記載であることから、二瓶祐司が法務大臣名義で懲戒処分を受けた可能性は限りなく高いと思っています。

犯罪首謀者の代表格である2012年当時法学部長の橋本基弘は、強要罪の告訴状が受理され、したがって被疑者として刑事捜査の対象となっていた2014年11月にあろうことか中央大学の副学長に就任し、中央大学に隠れて不正な民事訴訟を主導していることを、中央大学に対して徹底的に隠蔽しました(橋本基弘は、その後常任理事の役職に就いていましたが、2020年6月20日以降、一切の役職から退きました。しかし、2021年5月27日、再び副学長に就任しました)。

橋本基弘を始めとした中央大学の犯罪首謀者たちは民事裁判所の裁判官たち(当時の東京地裁立川支部の市村弘、太田武聖、須藤隆太、中山直子、安井龍明。当時の東京高裁の田村幸一、浦野真美子)、及び検察官検事たちにも働きかけを行い、民事と刑事を巧妙に連動させることで民事においては不正に勝訴判決を出させ、刑事においては偽造録音媒体を絶対に鑑定に出させないように謀り、時効直前に不起訴処分を出させました(民事も刑事も、和知孝紘一族の欲望を――その欲望を実現させようとした中央大犯罪首謀者たちの欲望を――法的形式を隠れ蓑にして、法的形式を悪用して最終的に実現させようとした井上の間接的殺害を目論む犯罪行為でした)。

2020年7月26日に判明したことですが、2013年~2014年に対中央大学訴訟第一審後半の裁判長裁判官を務めた太田武聖は、中央大学法学部出身の裁判官でした。第一審判決は、井上の人格の全否定をし、凄まじい悪意と憎悪に貫かれた「殺人判決書」というしかない代物でしたが、これを作成して「死ね!」と言わんばかりに突き付けてきたのが太田武聖です。太田武聖は厳正公平な裁判官などでは些かもなく、中央大学の忠実な下僕であり、2021年10月27日現在、組織的殺人(未遂)事件にほかならない本件大組織犯罪の実行者の一人です。また、裁判官の人事の決定権は最高裁判所事務総局に帰属しているため、2013年当時の最高裁事務総長が犯罪裁判である対中央大学訴訟に太田武聖の派遣を決定したことは明らかです。当時の最高裁事務総長が中央大学の守護神である与党某大物政治家からの働きかけを受けた可能性は限りなく高いと思っています。

民事と刑事双方からの極端に理不尽な裏切り、両者から放たれる出口なしの物凄い悪意により、井上を抹殺しようと謀った本件大組織犯罪の大元にいるのは誰か、井上とMは素人にも可能な調査を数年間にわたり限界まで続けてきました。2019年までは、中央大学法学部出身の検察官検事を含む過去の検察庁の最高幹部検事たちであると思っていましたが、2020年に入ってから、この者たちに中央大学の全犯罪の揉み消しを命じられる絶大なる権力を持った人物の存在がにわかに視野に入ってきました。その人物こそ、井上を陥れた和知孝紘一族と「特別な人権」=「神聖不可侵な権能」という共通概念で結びついているとしか考えられない中央大学法学部出身の与党某大物政治家にほかなりません。究極の真相は、現検察庁による公式発表を待って漸く白日の下に晒されます。

井上が自費で偽造CD-Rを鑑定に出し、それが完全なる偽造物であることを証明した上で、その科学的鑑定結果(=鑑定書)を直接証拠として数回にわたり告訴・告発を試みると、過去の検察庁の上記最高幹部検事たちにも働きかけを行っていた中央大学の首謀者たち(――おそらくこの者たちが全犯罪の揉み消しを依頼していた与党某大物政治家――)は、井上とMから告訴権・告発権を剥奪する(=犯罪申告を半永久的にさせない)という超法規的暴力を行使させ、井上たちが法的に救済される可能性を完全に消滅させました(捜査機関によるこの倒錯した狂気の暴力行使の過程で、とりわけMに対し凄まじい告発妨害を行ない、「もう自殺するしかありません」と言わせるまでMを暴力的に追い詰めたのは、当時東京地検立川支部・現在仙台地検の検察官検事である鈴木久美子です)。

井上を陥れた和知孝紘一族、中央大学の犯罪首謀者たち、裁判官たち、検察官検事たち、そしておそらくは中央大学法学部出身の与党某大物政治家――という組織犯罪者たちが望んだのは、中央大学の犯罪の被害者である井上があらゆる救済可能性を剥奪され、一切の社会的関係の文脈から切断され、汚辱に塗れた状態で自殺すること、すなわち人間世界から絶滅することだったのです。

「利権獲得」のため、というよりこの段階ではただひたすら、自分たちの大組織犯罪の全痕跡を歴史と社会から抹消削除するため、完全隠滅するため。

規模と悪質さにおいて前代未聞、空前絶後の反国家的大組織犯罪の実行者たちが望んだのは、被害者である井上が人間世界から絶滅すること、すなわち、あらゆる犯罪の全痕跡を歴史と社会から抹消削除された中央大学が、何事もなかったように「不滅」に向かって拡大発展を遂げていくことだったのです。

井上と、井上を助けるために一切を犠牲にして共に闘ってきたMは、文字通り「生きるに値しない生」として絶滅することを待望され、依然として待望され続けているという意味で、ナチスにとってのユダヤ人に似ていると言わざるを得ません。

それゆえ、本証言テクストには『最終解決個人版・未遂の記――絶滅を待望された被害者の証言』という表題が与えられました。

中央大学は、「最終解決」の個人版を実行に移し、依然として実行し続けているにも拘らず、被害者に対して反省の意を示すどころか、2019年4月には二つの新学部まで開設し、本日に至るまで「大学」として振る舞い続け、多くの学生、卒業生、一般国民を欺き続けています。

さらには、2015年10月に当時の理事長により発表された某大規模計画は、一度は中止にせざるを得なかったにも拘らず、中央大学は2020年に至るまで実現可能であるかのように様々な媒体を通じて、虚偽の情報を大々的に発信し続けることを決して止めようとはしませんでした(某大規模計画の実現にとって必要不可欠な土地を、2018年12月に中央大学は購入するのではなく借りることにしました。しかもそれは東京都が借地人を公募した都有地であり、某雑誌によれば、与党某大物政治家による助力のおかげで、中央大学は他の候補者を退けて特権的に借地人に選定されました。しかし、この都有地の取得は、中央大学が何事もなく平穏無事に進展しているという偽りの外観演出のためだけに実行されました。某雑誌にも明示してありますが、「都が某大物政治家に配慮した」結果であることは明らかです)。

そして2021年10月12日・13日に再び中央大学の法学部都心移転計画は順調に進み、2023年4月から開校すると公式ホームページのプレスリリースにて発表しました。しかし、既に本件大組織犯罪のかなりの情報を(本ブログとツイッター証言アカウント、そして可能性としては検察庁からも)掴んでいると推察される五大全国紙はこのニュースを掲載しませんでした。信憑性に確証が持てないからとしか考えられません。

因みに中央大学の大村雅彦理事長は定年扱いで、酒井正三郎総長は定年で、2021年3月31日付で中央大学を退職しました。それにも拘らず、大村雅彦氏は2021年10月27日現在も中央大学理事長として存在しており、中央大学の犯罪をかなりまで知っている酒井正三郎氏は、2021年10月15日付で中央大学が総長職を廃止するまで中央大学総長として存在していました。現在の中央大学は、法人組織としての体を全く成していないように見えます。

本件大組織犯罪の発端となる強要罪が中央大学で実行されてから、既に12年以上の歳月が経過しています。

現検察庁による一日も早い公式発表が待たれます。

「最終解決個人版・未遂の記」が「最終解決個人版・完遂の記」に変わり、絶滅を待望された被害者が本当に絶滅してしまう前に。前代未聞の組織的殺人未遂事件が組織的殺人事件への最後の一歩を超えてしまう前に。

騙され続けている多くの学生、卒業生、そして一般国民にも、空前絶後の本件大組織犯罪についての驚愕すべき真実を一日も早く知らせる責任が現検察庁にはあります。

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なお、本ブログには、本証言テクストを作成するための思考と言語の準備運動の場として開設したツイッターアカウント(@Belle75875497)に収められた全てのツイートも併せて公開してあります。

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『最終解決個人版・未遂の記――絶滅を待望された被害者の証言』の著者・本探究ユニット「現代思想研究会」(仮)の主宰者について。

現代思想と呼ばれる分野における最もアクチュアルな問題系を、実践に繋げることをつねに射程に入れながら探究しています。

マルクスの本源的蓄積、デリダの根源的代補、フロイト・ラカンの象徴的去勢を徹底的に理解することに絶えず立ち返りながら探究を続けています。

井上莉絵瑠は、ジョルジョ・アガンベンの思想に出会う以前からこの哲学者の思想に非常に近い思想を自ら展開していたという経緯があり、アガンベンの著作は本探究ユニットにとって基本的な参照項となっています。

「絶滅」が、本探究ユニットにとって当然のことながらここ数年の探究の通底主題になっています。Ray Brassier, Nihil Unbound――Enlightenment and Extinctionに多くの示唆と触発を受けながら、思考の方向性を探り続けています。

また一方で、ジャック・デリダの『赦すこと――赦し得ぬものと時効にかかり得ぬもの』(未来社)も、当然のことながらここ数年来精読を反復する最重要テクストとなっています。

「マルクスは、すなわち「剰余価値」の生産によって彼あるいは彼女が彼自身あるいは彼女自身よりも価値があるworthがゆえに、人類を彼自身あるいは彼女自身よりもより大きなmore存在として定義することができる、と言いたがっている。これは自己‐差異に基づいて人間を名づけることである」

(G.C.スピヴァク「理論に残されたもの/理論の左とは?」)

ここで、スピヴァクによって述べられている「人間を名づけること」がもはや不可能になっているとするのが、私たちの思考の絶えざる出発点となっています。

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(2020年8月10日 改稿)

(2021年1月6日 再改稿)

(2021年7月22日 元学生の匿名表記を実名表記に変更)

(2021年10月27日 再々改稿)