証 言
平成29年8月20日
東京都千代田区霞が関1丁目1番1号
最高検察庁 検事総長 西川克行様
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井上×××研究助手(現代思想研究)
告発権被剥奪者 M
私、Mは、長年に亘り現代思想の教えを受けている井上×××先生が、2012年4月11日から現在に至るまで〇〇大学を始めとした最高検察庁に至るまでの各公的機関から暴力行使の限りを尽くされ続け、限界状態に追い詰められている窮状と、組織犯罪者たちが井上先生に行使した殺人に等しい暴力を、私の視点から証言するために、この度、西川検事総長に宛てて本文書を送付させて頂くことに致しました。
2016年8月10日以降、井上先生から全9通の書簡と膨大な証拠資料を受け取られた西川検事総長は、〇〇大学、文科省高等教育局私学部、東京地裁立川支部、東京高裁、東京地検立川支部、東京地検特捜部、東京高検、(西川克行様が検事総長に就任される以前の)最高検察庁、南大沢警察署に所属する人物たちが、自分たちの存在根拠を全否定する違法行為に手を染めた大組織犯罪の全容を既に知悉しておられることと存じ上げます。私がこの場をお借りして証言させて頂くことは、他者の全生活を解体させるほどの悪質な暴力を行使しても、僅かばかりの恥ずかしさも生起してこない怪物に等しい人間たちが、井上先生に対して殺人に等しい暴力を6年余りに亘って行使し続けているために、井上先生の生命が最終地点に向けて限りなく接近しているという事実です。そして、その暴力を直接目にしながらも、自身の生命に危険が及ぶことを恐れるが余り、何一つ暴力を停止させる行動を取ることができない臆病者たちが犯罪者たちの存在を許容し、彼ら彼女らが何一つ行動を起こさないために、井上先生に行使される暴力が現在に至るまで僅かばかりも解除されていないという事実です。暴力を行使する者も、暴力の行使を目にしながら行動を起こせない者も等しく加害者であることに変わりはございません。私は、一学生が捏造した虚偽の物語に易々と乗せられ、学生の代理人として井上先生の思想、学識、及び言語芸術の実践者としての経験を一切調べることなく、井上先生に対して短絡的に暴力を行使することがまかり通ると信じ込み、2012年4月11日以降、井上先生に最大級の暴力を躊躇なく行使し続けている〇〇大学に巣食う組織犯罪者たちの知的水準の驚くべき低さに心底呆れ果てております。
恥も倫理も教養も一切持ち合わせていない〇〇大学に巣食う組織犯罪者たちによって井上先生は冤罪に陥れられ、その後6年以上もの長きに亘って非常事態が続くことになり、井上先生は全ての生活基盤を徹底的に解体させられました。2012年4月11日から2016年8月10日に西川克行様に最初の内容証明郵便が到達するまでの間に、〇〇大学に巣食う組織犯罪者たちの途轍もない違法行為を〇〇大学当局に対して、そしてあらゆる公的機関に対して井上先生が訴え続けたにも拘らず、被害者である井上先生を救済するために行動を起こした者は、○○大学当局は勿論のこと、文科省高等教育局私学部、東京地裁立川支部、東京高裁、東京地検立川支部、東京地検特捜部、東京高検、最高検察庁、南大沢警察署の中に誰一人として存在しませんでした。彼ら彼女ら全員が、どれほど道徳的な言説を述べても、教育制度、並びに法的秩序の維持者として自らの同一性を定位したとしても、彼ら彼女らの行動が彼ら彼女ら自身に対する自己評価、及び他者からの評価を完全に裏切る鏡として作用するために、彼ら彼女らは自分たち自身が、他者に際限なく暴力を行使する下人であるという事実を自分たち自身に対してだけは隠蔽することができません。法を教えながら法を全く遵守しない〇〇大学、学校法人である私立大学を指導し自浄作用を促す権限を持ちながら、一私立大学に過ぎない〇〇大学に全く手が出せない文科省高等教育局私学部、〇〇大学の犯罪を知りながら何一つ有効な法的判断を下せない民事裁判所、何一つ捜査を行うことができない(西川克行様が検事総長に就任されるまでの)刑事捜査機関は、共謀して井上先生に暴力行使の限りを尽くしているだけの単なる下人に過ぎない事実を突きつけられることを通じて、引き受けることのできない恥ずかしさへと引き渡されなければなりません。法治国家とされる日本国の中で、〇〇大学に違法行為を止めるよう積極的に働きかけられる者が誰一人いなかったという事実、それどころか、各公的機関が共謀して〇〇大学の違法行為を隠蔽するために井上先生を死に追いやる暴力を行使し続ける加害者の側に回ることに対して、恥ずかしさを覚える者が誰一人いなかったという事実、このことこそが最も恥ずかしいことではないでしょうか。そして、その違法行為の被害が東京高検検事長時代の西川克行様にまで及び、2016年3月9日に東京地検立川支部が出した不起訴処分に対する不服申立書が西川克行様に到達する前に奪取され、西川克行様の知らないところで処理結果通知書が出されるという異常事態にまで発展させられてしまったことは、〇〇大学によって法の崇高性が底辺にまで貶められ、法が最大限の侮辱を受けたこと以外の何ものも意味しません。それゆえに、〇〇大学が法秩序すら捻じ曲げる力を持った大学、即ち国家の法的機関からさえも畏怖される対象として存続していくことは、絶対に許容されてはなりません。〇〇大学こそが、法秩序に真っ向から挑戦し法を踏み倒し日本国を解体に導く反国家集団として、全国民から最大限の怒りを差し向けられる対象であること、それだけが未だ可視的になってはいないとしても唯一の事実であります。西川検事総長を始めとする国民の負託に応えようとする強い意志をもった検察官検事の方々は、決して〇〇大学という反国家集団を許さないと私は確信しております。
井上先生を冤罪に陥れ、違法行為の限りを尽くした〇〇大学に巣食う組織犯罪者たちの暴走を〇〇大学が未だに止めることができず、隠匿し続けているその信じ難い無力さは何に起因するのでしょうか。〇〇大学の違法行為を隠蔽するために共謀して違法行為に及んだ文科省高等教育局私学部、民事裁判所、刑事捜査機関は、一私立大学の違法行為を止めることすらできないほど無力であっていいのでしょうか。井上先生を冤罪に陥れた〇〇大学の違法行為を隠蔽するために、文科省高等教育局私学部、民事裁判所、刑事捜査機関は〇〇大学の代理人として井上先生を冤罪に陥れる違法行為を反復することを通して、〇〇大学の違法行為の完全隠滅に積極的に手を貸してきました。このような完全に倒錯した行為が自分たちを自ら破滅に追い込んでいるということに気付かないほど上記各公的機関が愚かであるならば、最難関の国家試験を潜り抜けた人物たちから構成される上記各公的機関が存在する価値、及び社会的意味など、どこにも存在しないという結論しか導き出すことはできません。
誰かが誰かよりもマシであるなどという妄想を抱けること自体が、その人間が通俗的な価値観に無条件に乗っ取られるままに身を任せている、極めて無意識的で愚鈍な人物であるという何よりの証拠であると私は考えております。自分以上に上位の審級は存在しないという妄想を真実であると信じ込んで全く疑わず、自分たちの恐ろしく無根拠で恣意的な判断の下、他者からの抵抗や異議申し立てを一切想定しない状態で暴力行使の限りを尽くす者たちを、イタリアの現存の思想家であるジョルジョ・アガンベンは「主権者」と定義しています。自分より上位の審級が存在しないという妄想を真実と信じ込めるがゆえにその人物が、自らの内部において勝手に全能の神のつもりになっているのはその人物の自由ですが、実際に存在している他者を全く考慮に入れることができず、自身の行為が引き起こす結果を全く想像することができない以上、最も愚鈍な無能者であると断ずる以外にありません。
私が2012年の4月11日から現在に至るまで見てきたのは、自己を神格化する最も愚鈍な狂人の群が「主権者」を僭称し、井上先生からあらゆる法的権利を剥奪していく過程でした。民法からも刑法からも憲法からも井上先生は締め出しを受け、井上先生と共に〇〇大学を核とする組織犯罪者たちとの闘いを続けてきた私も等しく、組織犯罪者たちからあらゆる法的権利を剥奪されてきました。井上先生は、〇〇大学から冤罪に陥れられた状態に甘んじて死んで行けと強要され続けました。文科省高等教育局私学部からは〇〇大学に対する民事訴訟を起こさないよう、凄まじい圧力をかけられました。民事裁判所の裁判官たちから訴訟を取り下げろと強要されました。〇〇大学が民事訴訟に提出してきた偽造録音媒体を自費で鑑定に出した上で東京地検立川支部に告訴・告発を行えば、告訴・告発を取り下げろと強要を受けました。私が南大沢警察署に告発状を提出しようとして連絡をすれば、警察官から電話にて「〇〇大学の事件は扱わない」と怒号を浴びせかけられました。最高検に告訴・告発を行えば、最高検から告訴状・告発状の回送を受けた東京地検特捜部特殊直告班から遂には告訴権・告発権を剥奪されるという最大級の暴力行使を受けるに至り、告訴・告発が二度とできない状況に追い込まれました。
〇〇大学は果たして大学の名を冠する資格があるのでしょうか。民事裁判所、刑事捜査機関は、違法行為を見逃すためだけに存在しているのならば、自己の存在根拠を一体どこに求めるというのでしょうか。特に、2016年4月1日に告訴権・告発権の剥奪という最大級の法の侵犯を行使してきた東京地検特捜部は、同年3月28日に最高検から膨大な証拠資料と共に提出された告訴状・告発状の回送を受けて処分を決定するまでに僅か一日しか時間をかけておりません。このような決定は、最高検からの指示が予め出されていなければ決して行えるものではなく、西川克行様が検事総長に就任された2016年9月5日同日に開かれた記者会見において大野恒太郎前検事総長が「自身の良心に反することは一切行ってこなかった」と明言して退官されていった以上、特捜部に予め指示を出すことができた人物は、〇〇大学出身で当時最高検の次長検事を勤めていた人物以外に存在するとは考えられません。そして現在の〇〇大学は、組織犯罪者たち全員が〇〇〇〇理事長の下で要職を与えられ、巧妙に隠匿されている無法状態にあります。被害者が法的全権利を剥奪され、身体的にも、精神的にも、経済的にも生から死へと移行する断崖絶壁の果てにまで追いやられている反面、加害者たちは倒錯した法により人権と自由を保護され、いかなる社会的制裁も法的制裁も受けないまま、個々の生を十全に営むことを許容されるという法治国家の内部には決して出現してはならない狂気じみた非対称的現実が、本証言を書いている2017年8月12日まで続いています。
以上が、私が自分の目で見て自分の耳で聞いてきた事実のみを根拠として、西川検事総長に行わせて頂きました証言です。最後に、ユダヤ人の囚人にナチスの将校が語った人間の救いようの無さを集約した言葉を引用して本証言を終わらせて頂きたく思います。「歴史は我々のものである。何故ならば、例え、お前が生き延びて自分の身に起こったことを話したとしても、誰一人としてお前の言葉を信じる者はいないだろう」。井上先生に恐るべき暴力を行使し続けた各公的機関を含む組織犯罪者たち全員、ナチスの将校と何ら変わるところはないと私は考えております。彼ら彼女ら全員がナチスの将校と全く同じことを語るであろうと私は確信しております。井上先生が組織犯罪者たちから行使され続けた暴力を理解しようとする者は、井上先生と闘いを共にしてきた私たち以外に誰一人として現れることはありませんでした。したがって井上先生以外の人物が、井上先生に行使された暴力と同一の暴力を行使されたならば、組織犯罪者たちの欲望の犠牲となることを回避する手段は存在せず、その人物が自殺するという形で彼ら彼女らの犯罪は完遂されていました。しかしながら言語芸術の実践者としての井上先生には、ナチスの将校が語った言葉を乗り越える比類ない能力、即ち、余りにも狂気じみていて言語化不可能な自らの被害経験をダイレクトに喚起する証言の言語を駆使する能力が備わっていました。そして西川検事総長だけが、井上先生が生命を削って作成された内容証明郵便を受け取られ、国民の負託に応える捜査を開始して下さいました。周囲に現れ始めている様々な具体的徴候から私たちはその事実を確信しています。法が再び崇高の位置に引き上げられ、前代未聞の巨大組織犯罪の被害者である井上先生に救済がもたらされる日が一日でも早く到来するよう、私たちが切望していることをお伝えして本証言の結びと致します。
以上