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(証拠資料)2017年6月2日付けで、井上が深澤武久中央大学前理事長に宛てて、内容証明で送付した、「中央大学前理事長への書簡」全文

平成29年6月2日

××××××××××××××××××

学校法人中央大学前理事長 深澤武久様 

 

            ××××××××××××××××××

            大学講師・元〇〇大学非常勤講師

            井上×××

  

 謹啓

 ご多忙の最中にいらっしゃると拝察されるところ、本書簡を内容証明郵便にてお送りさせて頂きますご無礼を何卒ご容赦くださいませ。

 〇〇〇〇様におかれましては、○○〇〇たちによる常軌を逸した数々の違法行為の現在に至るまでの被害者として、私、井上×××のことは1年以上前からよく認識してくださっているものと僭越ながら拝察いたしております。

 実は、本年5月半ばを過ぎた頃から、学校法人〇〇大学理事長としての〇〇〇〇様に宛てて、私が再審請求訴訟を提起する前に、私に対する謝罪と和解に応じるように求める内容証明郵便を送付させて頂くつもりでおりました。私は、〇〇〇〇たちによって引き起こされた本件大事件の諸相を細部に至るまで知って頂き、全容解明と全面解決を強く要求する長文の書面を内容証明郵便で2通、簡易書留郵便で5通、最高検察庁の西川克行検事総長に宛てて既に送付しているのですが、本年5月25日付けの書面のなかで〇〇〇〇理事長に宛てて上記趣旨の内容証明郵便を送付する意向をお伝えしたばかりでございました。ところが、その書面は翌26日の午前中に西川検事総長の元に到達したことが確認されたのですが、同日の夜になってその書面のなかでお伝えしたことが完全に不可能になる事態の衝撃的な激変を、私は毎日新聞のニュース・情報サイトの記事のなかに発見することになったのでございます。即ち、謝罪と和解を求めて私が内容証明郵便をすぐにでも送付するつもりでいた〇〇〇〇理事長は、同日夜の時点では既に学校法人〇〇大学の理事長ではなくなっていらっしゃいました。同日16時から開始された理事会で、「任期満了」という理由により〇〇〇〇理事長は理事長職から離れられることが決定され、新理事長に法科大学院教授の〇〇〇〇氏が就任したという私の意図を完全に挫折させる事実に、最悪のタイミングで私は直面させられることになりました。本年5月29日付けで、この緊急事態の発生と、それに伴って〇〇〇〇理事長に内容証明郵便を送付することが突如として不可能になった旨を知らせる書面を、私は西川検事総長に宛てて大至急送付せざるを得なくなりました。

 本書簡は、以上の経緯をお伝えした上で、職務上は学校法人〇〇大学とは既に完全に無関係になられたと拝察する〇〇〇〇様に、どんな誇張もなく文字通り私の生命の存続に関わるある純粋な行為を、実行して頂きたいという真に切実なお願いをお伝えすることを唯一の目的としております。その純粋な行為を実行することができる条件を備えていらっしゃるのは、この世で〇〇〇〇様ただお一人であるからです。一日も早く実行して頂きたい、私の生の存続がかかっているその純粋な行為とは何であるか、本書面に最後までお目通し頂ければ〇〇〇〇様は完全にご理解してくださる、そしてその純粋な行為を必ず実行してくださると私は信じております。勿論、その純粋な行為が何であるかについては、文脈のなかでお伝えする必然性が最も熟したときに、具体的に明示させて頂きます。

 本年5月29日付けで西川検事総長に送付した上記書面のなかで、その純粋な行為を実行して頂けるようお願いする内容証明郵便を、〇〇〇〇様にあらためてお送りする意向であることもお伝えしてあります。

 平成27年10月12日付けで、私は〇〇〇〇様、〇〇〇〇様、〇〇〇〇様の三人の理事長経験者の皆様方のご自宅に宛てて、簡易書留郵便で殆ど同一内容の請願書を送付させて頂きました。平成24年4月11日に実行された違法な退職強要を発端として、それを隠蔽するために〇〇〇〇たちが次々と実行している前代未聞の悪質極まりない違法行為のせいで、私が生命の危険に連続的に曝されているのみならず、○○大学も危急存亡の秋に直面しているという非常事態を三人の理事長経験者の皆様方にお知らせし、私と〇〇大学を救済するために一日も早く動いて頂きたいという切なるお願いをお伝えするためでした。しかし、〇〇〇〇様に知られることだけは何としてでも阻止しなくてはならない〇〇〇〇が、〇〇〇〇様のお手元に到達する前に同請願書を奪取したことは間違いないと私は確信しております。実際に、〇〇〇〇様は同請願書をご自宅でお受け取りになることがなかったばかりか、そのような請願書がご自分に宛てて送付されていたという事実そのものをご存知なかったのではないでしょうか。とはいえ、〇〇〇〇様と〇〇〇〇様、とりわけ〇〇〇〇様が同請願書をお受け取りになられた直後に速やかに〇〇〇〇様にご連絡を取られ、〇〇〇〇様を通じて〇〇〇〇様は同請願書の内容を直ちにご確認されることになられたものと拝察いたしております。

 同請願書にお目を通されて、三人の理事長経験者の皆様方が初めて知るところとなられ、そのために最も衝撃を受けられた事実とは、〇〇〇〇たちが三人の理事長に隠れて三人の理事長のお名前を勝手に使用し、私が申し立てた労働審判(〇〇〇〇様)、私が提起した解雇無効・損害賠償請求を争う対〇〇大学民事訴訟の第一審(〇〇〇〇様)、同民事訴訟の第二審(〇〇〇〇様)を主導していたという事実、それも偽造証拠を提出して不正に勝訴判決を出させたという事実だったのではないでしょうか。正確に言い換えれば、偽造録音媒体と偽造反訳書を民事訴訟に提出して不正に勝訴判決を出させたのは、被告及び被控訴人である学校法人〇〇大学の三人の理事長経験者であるということに、〇〇〇〇たちによって不可逆的にされてしまった(即ち、冤罪を着せられた)という事実だったのではないでしょうか。従いまして、平成27年11月20日付けで私の自宅に内容証明郵便で送付されてきた〇〇〇〇様名義の「脅迫状」の差出人が、〇〇〇〇様ご本人であるなどということは絶対にあり得ず、〇〇〇〇様に知られることを何よりも恐れる〇〇〇〇であることは間違いございません。同「脅迫状」の写しは平成27年11月25日付けで文部科学省高等教育局私学部の阿部田康弘参事官付きと星晃治参事官に宛てても送付しておりますし、何よりも平成28年8月19日付けで〇〇〇〇様に宛てて再度救済をお願いする私信を内容証明郵便で送付させて頂くと同時に、簡易書留郵便で送付させて頂いた膨大な証拠資料の中にも同「脅迫状」の写しは含まれておりましたため、〇〇〇〇様を通じて同「脅迫状」に〇〇〇〇様は直接お目を通されていると拝察する次第でございます(上記私信を〇〇〇〇様に送付させて頂くに先立ちまして、当時東京高等検察庁検事長の役職に就いていらした西川克行氏に宛てて、平成28年8月10日付けで「意見書・抗議文・要望書」を内容証明郵便で初めて送付いたしました。同年9月5日に検事総長に就任された西川克行氏は、限界的な窮状に捨て置かれ続ける空前絶後の大犯罪の被害者である私の負託に応える意思があることを、明確に表明してくださいました)。〇〇〇〇様に送付させて頂きました膨大な証拠資料の中には、東京地裁立川支部の元裁判官4人と東京高裁の元裁判官3人を告訴する私の告訴状、及び東京地検立川支部の元検察官検事2人を告訴する私の告訴状に加え、無印私文書偽造・同行使罪等の被疑事実により〇〇〇〇たちを告発する私の助手のM氏の告発状(大変申し訳ないことに、被告代理人が提出してきた書面がどうしても要請するので、本告発状の被告発人の中には形式的に三人の理事長経験者の皆様方のお名前も入れざるを得ませんでした)なども含まれておりましたため、最高裁判事の経験者でいらっしゃる〇〇〇〇様には本件大事件の複雑な犯罪力学が殆どご理解頂けたのではないかと拝察申し上げる次第でございます。

 〇〇〇〇様を経由して、そして文科省高等教育局私学部を経由して、〇〇〇〇を始めとした〇〇大学に所属する複数の人物たちが実行してきた数々の違法行為を知るに至られた〇〇〇〇様が、平成28年の1月頃から文科省の指導を受ける形で〇〇大学の「ガバナンスの再構築」に全力を傾注されてきたという事実を、本年5月半ばを過ぎた頃に私は初めて知ることになりました。5年間という長い歳月を通じて、違法に剥奪された私の全権利を回復させるために、惜しみない献身によって不正極まりない権力と共に闘い続けてくれているM氏が、〇〇大学の公式ホームページに掲載されていた〇〇〇〇様の「年頭のご挨拶」を発見してくれたからです。〇〇〇〇様の「年頭のご挨拶」は「〇〇大学 〇〇時報 第495号」にも掲載されていたことを、同じく私の全権利を取り戻すための闘いに自らの研究生活を殆ど犠牲にして参加し続けてくれている〇〇大学大学院法学研究科博士後期課程に在学中の〇〇〇〇氏も、直ちに発見して報告してくれました(〇〇〇〇氏の専攻は刑法ですので、この気が狂いそうな長期に亘る闘いの過程で、彼の専門的知識に多くの局面において助けられました)。

 〇〇〇〇様の「挨拶文」を拝読させて頂きまして、「基本問題調査・改革委員会」が組織されていたこと、そして「理事会規則、役員倫理規則、役員懲戒規則、役員倫理ガイドライン、公益通報に関する規定、理事選考に関する規則など」が制定されたことを知るに至りました。平成28年に私たちは一度、休講にしていた〇〇〇〇の休講理由が「本務校公務」と、公式休講情報のサイトに明記されているのを発見して驚愕したことがございます。そのとき、〇〇〇〇たちの数々の悪行に激怒された〇〇〇〇理事長が、平成28年3月31日をもって〇〇〇〇を解雇されたのではないかという一応合理的な理由を思いついて、自分たちを何とか納得させたのでございます。しかし、その段階では役員である副学長の〇〇〇〇を解雇に至らしめるための役員に関する正式な規定が存在していなかったため、おそらく1年以上を要したと思われる「基本問題調査・改革委員会」の徹底的な調査を経て、役員を正式に解雇することができる「役員懲戒規則」などが制定されたのではないかと私たちは推測しておりました。ところで、「ガバナンスの再構築」についての最終的な検討が行われたのは平成28年12月5日の理事会であるとの記載が「挨拶文」のなかに見られたのでございますが、このような建設的な内容の理事会が開催された日の翌日である同年同月6日に、あろうことか相当数の警察官が〇〇大学〇〇キャンパスに捜査に入ったことを私たちは知っております。〇〇キャンパスに偶々居合わせた〇〇〇〇氏が間近で目撃しておりました。勿論「捜査・差し押さえ令状」を裁判所が発付したからに他なりませんが、これは私の負託に応えてくださった西川検事総長が、大体平成28年10月下旬頃から本格的に開始した本件大事件を全面解決に導くための捜査の明白な一過程でございました。〇〇大学とはもはや無関係になられたからこそ、現在の〇〇〇〇様にはお伝えすることが可能になった紛れもない事実でございます。

 そして本年を迎え、「挨拶文」のなかで〇〇〇〇様は「今後は、理事会としての最終報告書を整備し、本年度内に文部科学省へ報告し、関係者に周知する予定であります」と述べられました。それから4カ月後、本年5月26日に理事会が開催され、そこで〇〇〇〇理事長は「任期満了」を理由として理事長職を離れられることが決定され、法科大学院教授の〇〇〇〇氏が新理事長に就任するという、極めて不自然で唐突すぎる印象を拭えない驚くべき理事長の交代劇が発生いたしました。しかし、この理事会ではさらに驚愕すべきことが起こりました。幾つもの犯罪の実行主体であり、そのために〇〇大学を存亡の危機に陥れ続けている〇〇〇〇が、正式に解雇されるどころか再び理事に選任されるという悪夢のような出来事が生起いたしました。文科省から厚い信頼を受け、15年以上にも亘って私立大学の運営や設置に関わる各種委員会・会議の委員を歴任し、平成28年4月から「学校法人運営調査委員会委員」及び「私立大学等の新興に関する検討会議委員」を現在に至るまで続けている〇〇〇〇氏が、〇〇〇〇たちの数々の悪行を全くご存知ないなどということがあり得るのでございましょうか。ここで、私たちはある不吉な可能性に突き当たります。「基本問題調査・改革委員会」の委員長を、〇〇〇〇様は〇〇〇〇氏に任されていらしたのではないかという可能性でございます。それが不吉であるということの意味は、〇〇〇〇氏は確かに文科省から厚い信頼を寄せられるだけの極めて優秀な人物であるのかもしれませんが、〇〇〇〇たちの想像を絶する数々の違法行為をおそらく平成24年4月の段階から既に知っていて、自分が知っているという事実を文科省に対して慎重に隠蔽しながら、文科省に任された上記委員を平成28年4月から続けているということでございます。そして、〇〇〇〇様から委任されていたとすれば、「基本問題調査・改革委員会」を〇〇〇〇様が「挨拶文」で述べられている通りに進めてきたということでございます。確かに、これまでは存在しなかった役員に関する多くの規定を制定するに当たって、〇〇〇〇氏が大きな役割を果たしたことは間違いないと思います。しかしながら、〇〇〇〇氏は一体何のために、そのような働きをしたのでございましょうか。ご無礼に当たることを重々承知の上で申し上げます。〇〇〇〇たちが実行した数々の悪質極まりない破廉恥な犯罪を完全隠蔽し、彼らの違法行為の責任を全て三人の理事長たちに転嫁するため、それも三人の理事長たちは「本当は」〇〇〇〇たちの犯罪の被害者であるがゆえに極秘裏に転嫁するため、そしてその責任を取って〇〇〇〇理事長にひっそりと〇〇大学から去って頂くためでございます(実際に、〇〇大学公式ホームページには〇〇〇〇氏が新理事長に就任したと記載されてあるだけで、〇〇〇〇理事長が理事長職を離れられるに至った理由については何一つ言及がございません)。即ち、「役員懲戒規則」を始めとした役員に関する多くの規定を制定するに当たって〇〇〇〇氏が大きな役割を担ったとすれば、それは〇〇〇〇たちが犯した違法行為の全てを三人の理事長に帰責するため、言い換えれば三人の理事長を無理なく冤罪に陥れるためでございます。そう考えない限り、狂気の沙汰としか言いようがない違法行為を次から次へと繰り広げた〇〇〇〇が、依然として副学長の役職を解かれることもなく、理事に再び選任されるという展開に納得のいく説明を与えることは絶対にできません。

 「挨拶文」のなかで述べられている通り、〇〇〇〇様はご自身の手で「最終報告書」を整備され、それを本年6月末までに文科省に提出されるご予定でいらっしゃったのではないでしょうか。〇〇〇〇氏が「最終報告書」を文科省に既に提出したのかどうか、或いはこれから提出する予定でいるのかは全く分かりませんが、〇〇大学の犯罪連鎖を塞き止める最後の防波堤であった〇〇〇〇理事長が大学を去られたあとは、〇〇〇〇氏が「最終報告書」を都合よく改竄する可能性さえ全くないとは言い切れないと私たちは深く懸念しております。いずれにしましても、上記委員を文科省から任されている〇〇〇〇氏は、高等教育局私学部の阿部田康弘参事官付きと絶えず連絡を取り合う親密な関係にあり、〇〇〇〇氏に厚い信頼を寄せている阿部田康弘氏を欺くことは極めて容易であるに違いございません。平成27年11月4日に文科省高等教育局私学部を訪問した私たちは、平成24年7月に文科省に(文科省経由で私たちに)虚偽回答を伝えた〇〇大学を告発し、〇〇大学を調査して欲しいと依頼いたしました。その際、阿部田康弘氏は〇〇〇〇理事長に連絡を取るための「極秘のルート」があると発言したのでございますが、今となっては〇〇〇〇氏こそがその「極秘のルート」であったのだと深く確信せざるを得ないのでございます。言い換えれば、〇〇〇〇氏は阿部田康弘氏が彼に寄せている厚い信頼を利用し、〇〇〇〇たちが実行した複数の違法行為を完全隠蔽するために、そうすることで文科省における〇〇大学への信頼を回復するために(=組織としての〇〇大学が存続していけるようにするために)、本年5月26日の理事会における理事長の衝撃的な交代と新理事の選任のための準備をおそらく1年以上も前から慎重に開始していたと考えざるを得ないのでございます。これは私たちの推測の域を出るものではなく、またも大変ご無礼な言い方になって恐縮至極でございますが、5月26日の理事会において理事長職を退かれることを、〇〇〇〇理事長は予め決めていらっしゃったのでございましょうか。おそらく、「騙し討ち」のようなやり方で、〇〇〇〇氏は〇〇〇〇理事長が理事長職を退かれるしかないように会議を進めてしまい、他方で自分が新理事長に就任するしかないという一見いかにも自然で必然的な展開に見える趨勢を、極めて手際よく理事会の場に作り出したのではないでしょうか。

 昨年8月19日付けの〇〇〇〇様への私信のなかでもお伝えいたしましたが、本件大事件が勃発した平成24年の7月に、〇〇大学から受け続ける不可解極まりない暴力行使に耐えかねた私たちは、文科省高等教育局私学部の当時の参事官付きの梅木慶治氏に救済を求めました。事態のあまりの深刻さを憂慮した梅木慶治氏は、〇〇大学に期限付きで回答要求をしてくれました。その殆ど直後に、〇〇大学は〇〇〇〇様のお名前で解雇予告通知を送付してきました(既にご存知でいてくださると思いますが、民事訴訟に被告が提出してきた稟議書には、〇〇〇〇様のお名前の印鑑だけが存在していませんでした)。このいわば偽装解雇された日の翌日に、〇〇大学から回答が届いているので文科省に来て欲しいとの要請を梅木慶治氏から受けたため、私とM氏は文科省に三度目の訪問をいたしました。密室に通された私たちは、梅木慶治氏と眼鏡をかけた名前を名乗らぬ男の2人と対面したのでございますが、眼鏡をかけた男に凄まじく暴力的な言説を延々と差し向けられ続け、何か言おうとしても瞬時にして圧殺されるのであらゆる言葉を封じられたまま、その男が強制的に飲み込ませようとする〇〇大学からの信じ難い幾つもの虚偽回答を、暴力で抑えつけられながら黙って聞いている以外に為す術がありませんでした。数年後にこの暴力団紛いの眼鏡の男は、〇〇大学に雇われた弁護士ではないかという確信が閃いたのでございますが、文科省と懇意にしている〇〇〇〇氏が〇〇〇〇〇〇〇事務所の客員弁護士でもあるという事実を再確認して以降、そしてこの度の衝撃的な理事長の交代劇(及び、〇〇〇〇が再び理事に選任されたという事実)に接して以降、この眼鏡の男を文科省に送り込んで私たちに虚偽回答を伝えさせたのは、〇〇〇〇氏以外にはあり得ないという確信が私たちの内部で深まっていくばかりでございます。ご参考までに、梅木慶治氏がその後、文科省を辞職したことをお伝え申し上げておきます。

 〇〇〇〇氏は、〇〇〇〇たちが実行した犯罪の大部分を知り尽くしている(従いまして、〇〇〇〇たちを解雇することでその違法行為を露見させ、結果として〇〇大学の存続を不可能にしかねない)〇〇〇〇理事長を理事長職から退かせて大学との関係を切断してしまえば、〇〇大学は存亡の危機から免れられると本気で思っているのでございましょうか。〇〇〇〇氏が理事長職に就くということは、悪質極まりない数々の犯罪の実行主体である〇〇〇〇とその協力者たちを隠蔽するといういわば犯人隠避の罪を理事長自らが実行し続けるということ、犯罪増殖を抑止する歯止めを失った〇〇大学が「反国家的組織犯罪者集団」に全体として変貌を遂げてしまうということ以外の何ものも意味しないのではないでしょうか。そのとき、〇〇〇〇氏や〇〇〇〇にとって「法」とは一体何を意味するのでしょうか。彼らにとって「法」と「法の不在」との区別はついているのでしょうか。法治国家と反法治国家、法治状態と無法状態の区別はついているのでしょうか。

 〇〇〇〇氏が多少は慢心しているとすれば、その慢心は〇〇〇〇たちが実行してきた幾つもの空前絶後の犯罪、それらの犯罪の規模、それらの犯罪の複雑な力学の「全て」を知っているわけではないからとしか言いようがございません。〇〇〇〇たちの悪行三昧に監督責任の目を届かせることができなかったという点を除けば、三人の理事長経験者の皆様方は、本件大事件の被害者である私に対し何一つ加害行為など行っていらっしゃいません。被害者である私が一番よく知っているその事実が、〇〇〇〇理事長を私にとっての真の加害者である〇〇大学にとっての加害者にしてしまうという、倒錯した事態を引き起こすのでございます。逆に申し上げれば、私に対してどんな加害行為も行なっていないという事実が、〇〇〇〇理事長を〇〇大学から加害行為を差し向けられる被害者にしてしまうのでございます。即ち、〇〇〇〇たちが犯した複数の犯罪行為の大部分を(私がお知らせ申し上げたために)知り尽くしていらっしゃるということ、私に対してどんな加害行為も行っていらっしゃらないということ、従いまして〇〇〇〇たちの犯罪の被害者である私を(謝罪と和解を通じて)救済してしまうという(〇〇大学にとって)危険な可能性を秘めていらっしゃるということ、これらが「任期満了」という表向きの口実により〇〇〇〇氏が〇〇〇〇理事長を理事長職から退かせた最大の要因であると私は考えております。

 〇〇〇〇氏は、本件大事件の被害者である私、そして〇〇大学から加害行為を受けた被害者でいらっしゃいます〇〇〇〇様以上に、本件大事件の全容解明に次第に接近しつつある国家の法的機関である検察庁に本気で逆らい、真っ向から徹底抗戦を挑んでいくつもりでいるのでございましょうか。新たに選任された理事たちの顔ぶれを一瞥いたしますと、犯人隠避の罪を実行し続けていくしかない〇〇〇〇理事長は、そのようにする覚悟を固めたと思わざるを得なくなります。しかし、〇〇〇〇理事長新体制の下で組織としての再出発を開始したばかりの〇〇大学は、事実上の「反国家的組織犯罪者集団」に丸ごと変貌を遂げてしまったわけでございますから、〇〇大学の犯罪連鎖を塞き止める最後の防波堤であった〇〇〇〇様が理事長職に就いていらしたときよりもはるかに早く、組織崩壊の道を辿ることになることは不可避であると思われるのでございます。即ち、〇〇大学の頂点に君臨した〇〇〇〇理事長の新支配体制は、極めて短期間に終わると思わざるを得ないのでございます。

 元学生とその親族からの金員の授受と引き換えに、〇〇〇〇や〇〇〇〇たちが協力して私たちをストーカーに仕立て上げるための大掛かりな芝居を演出し、自分たちが極めて作為的・積極的に陥れたそのストーカー冤罪に基づいて壮絶な退職強要を私に対して実行したこと(偽造反訳書の中でさえ、〇〇〇〇は非常勤講師である私のことを露骨に「寄生虫」と呼び、私の専門分野の一つである現代思想をあろうことか「妄想」であると侮蔑しております。およそ考えられる限り最低最悪の狂気じみた途方もない人権侵害を、平成24年4月11日に〇〇〇〇は実行いたしました)。適正手続きを一切踏まず、〇〇〇〇元理事長の決済も取らずに、(真に公になったら〇〇大学が間違いなく吹き飛ぶでありましょう)自分たちの狂気じみた退職強要を正当化するために、〇〇〇〇や〇〇〇〇が私の違法な解雇を強行したこと。三人の理事長経験者の皆様方に隠れて皆様方のお名前を勝手に使用し、〇〇大学内部にも決して知られないようにして〇〇〇〇たちが民事訴訟を主導したこと(総長・学長である〇〇〇〇〇氏の証言によれば、私が提起した民事訴訟が理事会で議題に上がったことは一度もないそうでございます)。〇〇の〇〇大学(を勝手に代表する者たち)が民事訴訟の第一審、第二審で偽造録音媒体と偽造反訳書を提出し、裁判官に違法な働きかけを行なって私を明らかに自殺へと誘導する「殺人未遂判決書」を書かせ、不正な勝訴判決を出させたこと。〇〇の〇〇大学(を勝手に代表する者たち)が、東京地検立川支部の元検察官検事たちにも違法な働きかけを行ない、私が行なった強要罪の告訴を不真正不作為により時効直前まで引き延ばさせ、不起訴処分を不正に勝ち取ったこと。そして何よりも、民事手続きにおいても刑事手続きにおいても犯人隠避と証拠隠滅を可能にする公務員職権濫用を、あろうことか〇〇大学の出身者である前最高検の幹部クラスの検察官検事に違法な働きかけを通じて行わせたこと(この幹部クラスの検察官検事は、私たちの想像通りであるといたしますならば、〇〇〇〇氏と〇〇〇〇の同期でございます)。即ち、強要罪の不真正不作為、民事訴訟における違法行為の見逃し、私たちが自費で鑑定に出した偽造録音媒体の科学的鑑定結果が出されたあとの熾烈を極める告訴と告発の執拗な妨害、そして最終的に告訴権・告発権を剥奪させるという前代未聞の下劣極まりない犯罪を、〇〇の〇〇大学が「法」の番人に実行させたということ。さらに最悪でありますのは、これら複数の犯罪の被害者でもあり生き証人でもある私を、間接的に殺害する(自殺する以外の選択肢はもう存在しないと思い込ませ、巧妙に自殺へと誘導する)という目的を実現させるための手段として、これら複数の連続的な犯罪が実行されたということでございます。

 ここまで書いてまいりますと、〇〇〇〇氏はこれら複数の犯罪の大部分をもしかしたら知っているのかもしれず、知っているのみならず〇〇大学の犯罪を歴史から完全に抹消削除するための犯罪、即ち〇〇大学の犯罪が実在したことの生き証人である被害者の私を「亡き者」にするための犯罪の協力者、あるいは共謀者でさえあったという可能性がにわかにリアリティを帯びて私の脳裏に浮上してまいります。もし本当にそうであるといたしますと、〇〇〇〇氏には〇〇〇〇理事長に理事長職から退いて頂き、どんな手段を使ってでも自分が理事長職に就かなくてはならない火急の必然性があったということになります。なぜかと申しますと、〇〇キャンパスにも法科大学院にも警察の捜査が入っている以上、どれほど少なく見積もっても既に物証が上がっている無印私文書偽造・同行使罪と私電磁的記録不正作出・供用罪は立件されて有罪判決が出される可能性が極めて高く、従いまして不正な民事訴訟の再審請求訴訟を私によって提起されるという差し迫った危険性があるからでございます。元最高裁判事でいらっしゃる〇〇〇〇理事長は、実際には不正な民事訴訟などには一切関与していらっしゃらないばかりか、ご自分の名前を勝手に使用されて偽造証拠を提出したことにされている被害者でもいらっしゃる以上、「役員懲戒規則」などを厳正に適用して〇〇〇〇たちを処分された上で私が提起する再審請求訴訟にも、適正手続きに基づいて臨まれる(あるいは、それ以前に私に対して謝罪をされて和解してしまわれる)ことは明白であるからでございます。従いまして、〇〇大学を存続不可能にしてしまいかねないそのような最悪の事態の展開を回避する火急の必要に迫られ、〇〇〇〇氏は〇〇大学の総力を結集して〇〇〇〇たちの犯罪(=〇〇大学の犯罪)を完全隠蔽するために本年5月26日の理事会で〇〇〇〇を再び理事に選任し、〇〇〇〇理事長が理事長職を退かれるしかないように状況を支配・操作したものと推察されるのでございます。私が提起した民事訴訟とそれぞれ同時期に理事長職に就いていらした三人の理事長経験者の皆様方に、偽造証拠を提出して不正に勝訴判決を出させたという〇〇〇〇たちの違法行為を全て帰責してしまうというのが、〇〇〇〇氏による状況の支配と操作の極めて不正な内容であったと私は推測しております。

 しかしながら、〇〇〇〇氏には(そして〇〇〇〇にも)どうしても理解することのできない現象が存在しております。平成28年3月31日に(M氏は同年4月14日に)、〇〇〇〇たち(あるいは〇〇〇〇氏自身)が偽造録音媒体の簡易鑑定書という科学的証拠に基づいて告訴と告発を続けようとする私たちの正当な権利に支えられた行為を阻止するために、〇〇大学出身者である前最高検の幹部クラスの検察官検事に不正な働きかけを行なって、私たちの告訴権と告発権を根拠なく剥奪させました。そういたしますと、〇〇〇〇氏たちの根本的な疑問は次のようなものになると思われるのでございます。告訴権と告発権を剥奪させたにも拘らず、即ち捜査機関への犯罪の申告はいかなる形態においてももはや絶対的に不可能になったはずであるにも拘らず、一体なぜ〇〇キャンパスや法科大学院に警察の捜査が入ってくるのか(そして、おそらくは警察乃至検察から、本件大事件に関与した人物たちの呼び出しがあって、事情聴取や取り調べを受けることになるのか)という、絶対に答えの分からない疑問でございます。しかし、本内容証明郵便をここまで読んでくださったとすれば、〇〇大学とはもう無関係になられた〇〇〇〇様には、既にその答えはお分かり頂けているものと拝察いたします。告訴権と告発権を根拠なく剥奪されるという人権侵害の極みである違法行為を検察庁から差し向けられた私たちは、最大限の正当な怒りをこめた長文の「意見書・抗議文・要望書」を作成して、当時東京高検検事長の役職に就いていらした西川克行氏に宛ててそれを内容証明郵便で送付したからでございます。本件大事件を捜査しないという犯人隠避と証拠隠滅のための不真正不作為を万一繰り返すようなことが起こった場合には、本件大事件が実在したことを多方向から証言する全資料をマスコミに開示・公表するしかなくなる、それが私たちに残された最後の告発の手段であると、上記書面のなかで西川検事総長にお伝えしたからでございます。西川検事総長は、私たちの負託に応える倫理的な意思があることを明確に表明してくださいました。その後も、本件大事件の全容解明と全面解決を要求する全て長文の書面を、証拠資料や関連資料とともに既に全7通、西川検事総長に送付しておりますことは前述させて頂いた通りでございます。

 さらに、〇〇〇〇氏や〇〇〇〇たちの最大の死角になっているのは、〇〇大学が命運を賭けて「亡き者」にしようとしている自分たちの犯罪の被害者である人間が稀代の文章書きであったという事実、これほど複雑を極める本件大事件であっても自らの被害経験を基にその犯罪力学を自在に分析し、眩暈がするような相関図を明晰に描出する言語操作能力と論理構成力に極めて長けているという事実でございます(私は当初、現代小説書きと表象文化の批評書きとして出発いたしました。民事訴訟に証拠として提出した長編の哲学小説××××は、私の思想的探究の集大成というべきものでございます)。従いまして、これほど長期間に亘り、幾つもの組織を複雑に横断する本件大事件について、犯罪の実行現場から絶えず排除されていた人間に、捜査機関を動かすだけの文章が書けるわけがないという〇〇〇〇氏たちの想定される前提は、私に関する限り全く通用しないのでございます。西川検事総長を動かしたのも、その度ごとに衝撃的な私の文章であり、〇〇大学構内に警察が捜査に入ることを可能にしたのも、恐ろしいほどに説得力がある私の文章の効果に他ならないのでございます。しかしながら、このような重要な事実は、直ちに別の可能性を喚起させずにはおかないのでございます。即ち、国家の法的機関を巻き込んでの〇〇〇〇たちの犯罪の被害に遭ったのが私ではなかったとしたら、法律の適用範囲外に完全に締め出されたその人間は、誰にも理解されず救済の手も差し伸べられずに、汚名を着せられたまま無力さの極致で自殺するしかなかったという極めてリアルな可能性でございます。

 ここまで書いてまいりますと、自分たちが実行した複数の犯罪を完全隠蔽するために、〇〇〇〇たちが民事裁判所、検察庁、文科省にまで働きかけをして救済を求めるための一切の窓口を封印し、犯罪の被害者であり生き証人でもある私の殺害を実際に目論んでいた(今でも目論んでいる)ことが、圧倒的なリアリティとともに〇〇〇〇様に漸くお伝えすることができたという強い実感がございます。

 私は、〇〇大学の一部の組織犯罪者たちに壮絶な暴力行使を5年間に亘って差し向けられ続け、今後はもし生き延びることが短期間であれ可能であるとすれば、全体として組織犯罪者集団に変貌を遂げた〇〇大学にもはや生き延びることが不可能になるまで、即ち自殺する以外に道はないという最後の限界点に達するまで、さらに激化した暴力行使を差し向けられ続けるのかもしれません。〇〇大学の犯罪増殖を抑止する最後の良心、最後の歯止めであられた〇〇〇〇理事長が理事長職を退かれ(退くように仕向けられ)、〇〇〇〇を理事に再び選任することで犯人隠避を堂々と実行し続ける〇〇〇〇氏が新理事長に就任し、〇〇〇〇理事長の新体制の下で〇〇大学が全体として組織犯罪者集団に変貌を遂げてしまったということ自体が、私に差し向けられるさらに激化した新たな暴力行使であると私は戦慄しながら認識せざるを得ないのでございます。

 自殺する以外にもう道はないという限界値に達する日が遂に予測できましたときには、本件大事件が実在したことを証言する大部の「遺書」を私は必ず書くと、西川検事総長に宛てた書面の中でもお伝えしてあります。〇〇大学が実行した悪質極まりない空前絶後の犯罪を歴史から抹消削除することなど、断じて許すつもりはございません。それら複数の犯罪が確かに実在したことを私は「遺書」の中で証言し、その出版を大切な教え子たちであるM氏と〇〇〇〇氏に託してから、〇〇大学の「殺人」という犯罪は完遂されることになります。本件大事件をあらゆる角度から証言する全資料をマスコミに開示・公表したあとに、もう生を存続させることが不可能になった私は、人間世界から立ち去ることになります。

 〇〇〇〇様にお伝え申し上げたいことは、〇〇大学の組織犯罪者たちと彼ら彼女らの数々の犯罪を隠蔽しようとした民事裁判所、検察庁、文科省から5年間に亘り凄まじい暴力行使を受け続けてきたために、文章を書く力以外のあらゆる力を私はもう喪失し果てており、生を存続させることが完全に不可能になる一歩手前まで既に追い詰められているということでございます。いつどんな暴力行使を差し向けられるか分からないので、この5年間を通して私はつねに恐怖と緊張で苛まれる文字通りの非常事態のなかに、身を置くことを余儀なくされ続けてまいりました。信じ難いことではございますが、この5年間を通じて私は一度も自宅を片付けることができずにおります。生活はもはや再建不可能なほどに崩壊・解体の一途を辿り、哲学と現代思想の研究者としても言語芸術の創造的実践者としても一切の生産的活動を延々と断ち切られ、壊れた家具や電化製品を修理する経済的余裕も精神的余裕もなく、「明日はない」という凄惨で苛烈な限界状態だけがひたすら連続する日々を送っております。不正な民事訴訟の第一審と第二審を闘うための弁護士費用、東京地検立川支部の元検察官検事に捜査に必要であると欺罔されて支出を強制された費用、民事も刑事も決して鑑定には出さなかった偽造録音媒体を鑑定に出すための費用など、〇〇大学と国家の法的機関から連続的に行使される暴力と闘い続けるために、この5年間を通じて私は貯蓄の殆どを使い果たしてしまったのでございます。父は8年前に他界し、××歳の老母は重度の脊柱管狭窄症に罹患しておりますため、兄弟姉妹のいない私の介助がなければ最低限の生活を送ることも次第に困難になりつつあります。父が長年に亘り重病を患ったために家の財産は底をついておりまして、老母の医療費も殆ど残ってはおりません。本件大事件の現検察庁による全容解明と全面解決のための捜査が予想以上に長引いた場合、老母と私は生存を続けることが遂に完全に不可能になり、そのときには共に自殺する以外のどんな道ももう残されてはおりません。その場合には、〇〇大学は私のみならず、私の介助がなければ生きられない老母も自殺に追い遣った、即ち私と老母を共に殺害したということになるとしか言いようがございません。経済的に限界まで困窮し、凄まじく解体した生のどん底で本書簡を作成しておりますことを、〇〇〇〇様にご理解して頂けましたら幸いでございます。

 〇〇〇〇理事長の新支配体制の下で、丸ごと組織犯罪者集団に変貌を遂げた〇〇大学は、〇〇大学の犯罪の完全隠蔽を謀るために検察庁の捜査に全力で逆らい、徹底抗戦を挑んでいく覚悟でいるのでございましょう。しかし、本年4月に発表された検察庁の人事を見てみますと、〇〇大学との全面対決を十分に射程に入れ、〇〇大学を完全に叩き潰す布陣になっていることがよく伝わってまいります。刑事裁判にまで発展することになるのは不可避だと思いますが、西川検事総長が頂点に君臨する現在の検察庁を相手にして、〇〇大学が幾分かでも勝てる可能性はおそらく皆無であると確信いたします。それほどまでに、〇〇大学の組織犯罪者たちが実行した数々の犯罪は悪質であり、限界を超えて悪質であるからでございます。国家の法的秩序を根底から瓦解させるような幾つもの国家機関に跨る犯罪を、次から次へと実行してきたのでございますから。

 しかしながら、検察庁による本件大事件の全容解明と全面解決が、それは確実に果たされるのでございますが、一体いつになるのかは現段階ではまだ明確に予測することができません。開始されてから7カ月以上が経過しておりますので、捜査が最終局面に入っていることだけは間違いございません。それでも私と老母は、生存可能性が今にも尽き果てそうな限界状態に縛り付けられておりまして、生の存続が最終的に完全に不可能になるのは三カ月先か、二ケ月先かと、恐怖のなかであらゆる瞬間に考えずにはいられないのでございます。

 ここまで書いてまいりまして、〇〇〇〇様ただお一人にしか実行して頂くことが叶わない「純粋な行為」とは具体的に何であるかを、漸くお伝え申し上げることが可能になりました。それは、刑事裁判における有罪判決を待たなくても、民事訴訟の再審請求を通すことができる「絶対事由」を、どうか私に提供して頂きたいということでございます。即ち、不正な判決は控訴審において最終的に確定させられてしまったのでございますが、〇〇〇〇様は当然のことながら訴訟行為を行なう正当な授権を、〇〇〇〇法律事務所の2人の弁護士(〇〇〇〇と〇〇〇)には与えていらっしゃいません。私が提起いたしました解雇無効・損害賠償請求を争う対〇〇大学民事訴訟の控訴審におきまして、〇〇〇〇様が〇〇〇〇法律事務所の2人の弁護士に訴訟行為を行なう正当な授権を与えてはいらっしゃらなかったことを証言する文書を、どうか「直筆」でしたためられて実印を押された上で、私の自宅に郵送してくださいませ。これが、〇〇〇〇様にできるだけ早く実行して頂きたい「純粋な行為」、私と老母を経済的な困窮から救済することを唯一可能にする「純粋な行為」でございます。再審請求を通すことを無条件に可能にする「絶対事由」が、即ち〇〇〇〇様ご自身による「直筆の、実印を押された証言」が、〇〇〇〇様から郵送されてきますのを私は真剣に待たせて頂きます。真に喜ばしい知らせとして待たせて頂きます。 

 〇〇〇〇たちは平成24年4月11日の強要罪を三人の理事長経験者の皆様方と〇〇大学内部に隠蔽するために、適正手続きを一切踏まずに偽装解雇を強行してまいりました。三人の理事長経験者の皆様方に隠れて、皆様方のお名前を勝手に使用して臨んでいた民事訴訟でございましたので、彼らはどんな違法な手段を使ってでも、偽装解雇を正当な解雇として裁判において確定させる必要があったのでございます。

 本件大事件の全面解決がいつになるのかはまだ明確ではないとしましても、それほど遠くない時期に全面解決が果たされることは間違いございません。そうなりましたときに〇〇大学がまだ存続できる可能性が残っておりましたならば、〇〇〇〇様に理事長職に復帰して頂けることを衷心より願っております。万一、〇〇〇〇様のご体調が許さない場合には、元理事長の〇〇〇〇様に再び理事長職に就いて頂きたいと願っております。

 私の授業(舞台芸術、現代思想入門ゼミ、英語)は学生たちに大変人気がございました。〇〇〇〇様か〇〇〇〇様が再び理事長職に就いてくださるならば、私は学生たちのために〇〇大学でもう一度授業を担当してもよいと思っております。このことをどうか念頭に置いておいてくださいますようお願い申し上げます。

 大変長くなりまして、お身体とお心にご負担をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。

 前代未聞の本件大事件の被害者である私を、崩壊した生活と限界的な困窮状態から救済するお力を持っていらっしゃるのは、元最高裁判事の〇〇〇〇様と西川検事総長のお二人だけでございます。

 私は、西川検事総長をある理由から深く信頼することができるのでございますが、私と同じように〇〇大学から加害行為をお受けになられた被害者でいらっしゃいます〇〇〇〇前理事長も、「純粋な行為」を必ず実行してくださると心から信じております。

 〇〇〇〇前理事長が直筆の証言を送ってきてくださるのをお待ち申し上げております。

 時節柄、どうかお身体をご自愛くださいますようお願い申し上げます。

                                 敬白