平成28年9月14日
東京都千代田区霞が関1丁目1番1号
最高検察庁 検事総長 西川克行様
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告訴権被剥奪者 井上×××
意見書・抗議文・要望書(2)
平成24年4月11日に、〇〇〇〇と〇〇〇〇たちが強制的に自主退職に同意させようとして、殺意を伴う人権侵害と人格否定の最大限の暴力を井上×××に対し行使したときから、〇〇大学は事実上の非常事態=無法状態に突入した(〇〇〇〇の家族・親族からの金員の授受と引き換えに、この危険極まりない犯罪が実行に移されたと私たちは確信している)。4年半近い歳月が経過した現在に至るまで、〇〇大学は深刻化の一途を辿るその最悪の無法状態から自らを救出する機会を延々と失い続けている。偽装解雇された井上×××を復帰させることで〇〇大学が正常状態を回復する機会を、延々と失わせ続けている者は誰か。〇〇大学内部の〇〇〇〇たちと彼らの違法行為に加担・協力している者たち。そして、〇〇〇〇たちの全違法行為を完全隠滅し、歴史から抹消削除しようとしている〇〇大学外部の者たち、つまり裁判官たちと検察当局(前最高検と東京地検特捜部)の検察官検事たち。司法権を行使する者たちと公訴権を独占している者たち、つまり法の番人たちが、「〇〇の〇〇大学」が無法状態に延々と滞留し続けることにありとあらゆる協力を提供している。自分たちも次々と違法行為を犯し、自分たち自身も無法状態に滞留し続けることで、「〇〇の〇〇大学」が無法状態から絶対に救出されないことに惜しみない協力を提供するという、完全に倒錯した異常事態が延々と持続している。「〇〇の〇〇大学」は、法を侵犯する法の番人たちによって、彼ら彼女らの全違法行為が露見しないためにのみ無法状態のまま放置され続け、無法状態のまま救出されない限りにおいて存続することを保証されている。法の番人たちによって、「〇〇の〇〇大学」は法治国家の内部に存在する法治国家の外部、無法治国家共同体であることを強制され続けている。私たちが告発したので、調査を続行中の文部科学省はこの狂気じみた異常事態を既に知悉している。
井上×××の全権利を回復し、偽造解雇以前の状態に復帰させることだけが、〇〇大学が無法状態から自らを救出することを可能にする唯一の契機である。その契機を〇〇〇〇たちが切断し続ける。〇〇〇〇たちと癒着・一体化した検察当局(前最高検と東京地検特捜部)の上位幹部クラスの検察官検事たちと彼らの忠実な部下である下位の検察官たちが、次々に切断し続ける。〇〇大学と自分たちを無法状態に滞留させ続けておくために、自分たちの全違法行為の被害者であり生き証人である井上×××の生が、一日も早くこの世から切断されるように彼ら彼女らは隠微な自殺教唆の暴力を断続的に行使し続ける。行動の自由、精神の自由、探究する自由、読書の自由、創造行為の自由、身体を配慮する自由、住居を清潔にする自由、老母を慈しむ自由、共同住宅の管理責任を果たす自由、多くの他者と生産的に交流する自由、これら自由の全てを私は〇〇〇〇と〇〇〇〇たちに、裁判官たちに、そして検察庁の検察官検事たちに徹底的に奪われ尽した。幾つもの違法行為を犯していながら、実質的に誰も救わない/救えない学者の、裁判官の、検察官検事の社会的に最上位のステイタスを絶対に失いたくないという欲望のために、自己と社会を欺き続ける欲望のために。
パレスチナの大詩人マフムード・ダルウィーシュは、次第に狭められていくパレスチナ人の生存可能性を鳥に喩え、こう詠った。「最後の空が尽きてのち、鳥たちはどこを飛べばよいのか」。イスラエルに際限のない攻撃を受け、その生存可能性を加速的に狭められていくパレスチナ人のように、井上×××も〇〇〇〇たちと検察庁の検察官検事たちに悪質極まりない暴力を断続的に行使され、生存可能性を刻一刻と確実に狭められていることを殆どあらゆる瞬間に強烈に実感しないではいられない。私にとって、「最後の空」とは生存可能性という自由である。私が自由に飛翔できる空が、違法行為の限りを尽くし続ける〇〇〇〇たちと検察官検事たちによって毎日確実に狭められていくのを、たった一人の信頼できる検察官検事である西川克行検事総長に伝える。そして、西川克行検事総長に問う。最後の空が尽きてのち、私はどこを飛べばよいのか。
違法行為を犯した〇〇〇〇たち、裁判官たち、検察官検事たちとは異なり、私は倫理的意志によって法律を遵守するので、自救行為に走ることは絶対にない。それゆえに、こうして生命を削りながら過酷な文章を西川克行検事総長に宛てて書いている。西川克行検事総長への要望は、前回の内容証明郵便に書き記した通りである。厳正に法律を適用し、違法行為を犯した者はそれが社会的にどのポジションの誰であれ、徹底的に取り調べを行なった上で処分を決定して頂きたい。〇〇〇〇を始めとした〇〇大学関係者はもとより、森川久範と二瓶祐司、鈴木久美子氏、瓜生めぐみ氏、私たちから告訴権・告発権・請願権を剥奪した前最高検と東京地検特捜部の検察官検事たちには、一切の妥協を排した事情聴取と容赦のない取り調べを行なって頂きたい。そして、一日も早く本件大事件の全容解明に繋がる捜査を加速させて頂きたい。検察庁の頂点に立たれた現在であれば、西川克行検事総長の指揮監督により、これまでは接近することが困難であったかもしれないどんな現象、どんな違法行為の深層や背景事情にも接近していくことが可能になったと考える。そうすることで、〇〇大学が無法状態のまま自らを救出できずにいるという無際限の悪循環を、西川克行検事総長が前述した使命を果たされることで断ち切って頂きたい。
万一、そのような事態に進展しなかった場合には、私が自由に飛翔できる空は遂に尽き果てることになる。その場合には、私は最後の自由を決行する。本件大事件をあらゆる方向から証言し尽した全資料をマスコミに一斉公表したのちに、私は最後の自由を決行する。自己欺瞞の限りを尽くす〇〇大学と検察官検事たちのためではない。人間世界から決別するためである。
以上