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(証拠資料)2015年10月22日、当時中央大学学長・総長であった酒井正三郎が受け取りを拒絶した「井上の請願書」全文

請 願 書

中央大学総長・学長 酒井正三郎先生

                  平成27年10月22日

         大学講師・元中央大学法学部非常勤講師

 非常事態でありますゆえ、酒井正三郎先生に本請願書を提出させていただきます。教え子のA君に託しますので、どうか至急お目通しを賜りますよう赤心よりお願い申し上げます。ご無礼を何卒お許しくださいませ。

 10月1日(木)に、私の助手のM君、教え子のA君、及びO君が、私の依頼を受けて酒井先生の研究室を訪問してくれました。「①橋本基弘と中西又三たちが強要罪の被疑事実により刑事告訴されていたこと、②学校法人中央大学が偽造証拠を提出して民事訴訟を行なっていたこと、③当該偽造証拠が真に偽造物であったことが、法科学鑑定研究所発行の簡易鑑定書により科学的に証明されたこと」の3点を、酒井先生にお伝えしてくれたとM君から聞きました。また、酒井先生から「酒井大学の存亡に関わることは法人の秘書課に提出する必要がある。橋本副学長は教学であるため、提出物が横取りされる心配はない」という趣旨のご説明を受け、「法人の秘書課に提出するように」とのご助言とご指示を賜ったと聞きました。

 そこで同日、M君たちは直ちに法人の秘書課に赴きましたが、秘書課の正式な職員が不在であったため、総務部総務課のタケチという女性に、親展と書かれた深澤武久理事長宛ての封筒を預けることになりました。「理事長が来たときに直接渡す」と、タケチ氏が約束してくれたからだそうです。ところが、封筒は深澤理事長に到達することはなく、10月7日(火)に「中央大学」からの「回答書」と題する書面とともに、M君の住所に返送されてきてしまいました。当該「回答書」には、深澤理事長の署名も押印もないどころか、作成者の氏名すら記載されていませんでした。しかも、その文面は、私たちが切実に希求する深澤理事長との面談を拒絶しているばかりか、簡易鑑定書における科学的鑑定結果を全く徒に無視しており、形式的にも内容的にも到底回答書と呼べる代物ではございませんでした。

 そのため、10月9日(金)にM君たちは秘書課に赴き、ハタという男性職員に、深澤理事長宛ての親展扱いの封筒を再度預けることになりました。しかし、「この親展扱いの封筒は、途中で開封されることなく理事長に届けられますか?」とM君が質問したところ、ハタ氏は「理事長に封筒を上げるかどうかは役員が決めます。この封筒はしかるべき場所に届けられます」と答え、M君の質問を巧妙に回避しようとしたそうです。

 秘書課の窓口には「法人秘書課」と明記された札が置かれていたので、M君たちは、今度こそ封筒は深澤理事長に到達するものと考えておりましたが、10月17日(土)に、封筒は再び「中央大学」の「回答書」とともにM君の住所に返送されてきました。10月16日付けの当該「回答書」には、深澤理事長のお名前がwordで打たれ、「中央大学理事長」の印鑑が押されてあり、「平成27年10月6日付け回答書による回答は、本学理事長において貴殿らの2015年10月1日付け書面による申入れの内容を確認した上で、回答したものです」との文言が記載されておりました。

 しかし、この回答は原理的に決してあり得ない回答でございます。中央大学内部から深澤理事長宛ての信書を送付する手続きを取ると、必ず何者かが途中で奪い取って開封し、中央大学名義で回答を送り付けてくるため、10月12日(月)に私はやむを得ず、深澤理事長、久野元理事長、足立前理事長のそれぞれご自宅に、秘書課に提出したものと同一内容の極秘資料を簡易書留にて郵送させていただいておりました(3人の歴代理事長のご自宅住所は、民事訴訟の控訴審に中央大学が提出してきた「上申書」に記載されてありました)。当該封筒には、私が被り続けている極度の損害と中央大学が現在内包している深刻極まりない危機とをお伝えする請願書も、同封させていただきました。これらの簡易書留が、10月14日(水)に御三方の元に到達したことを確認しております。したがいまして、請願書と極秘資料(重要証拠)にほぼ同時にお目を通された御三方が、一日後の16日付けで全く無内容の上記「回答書」を作成されることが可能であるなどとは、到底考えられないからでございます。何よりも、放置しておけば、民事訴訟において「私文書偽造同行使」という刑法犯罪を実行した主体は、3人の歴代理事長を代表とする学校法人中央大学ということになってしまうからでございます(もう一つの偽造証拠である偽造反訳書が、同刑法犯罪を構成しております)。

 総務部総務課に働きかけ、大学内部から理事長に信書が決して届かないように横取りし続けたのは、中央大学の名を騙って違法行為の限りを尽した人物、即ち橋本基弘以外にはあり得ないと確信しております。10月6日付けの「回答書」においては中央大学の名義で、10月16日付けの「回答書」においては深澤理事長の名義のみならず、中央大学の理事長印まで用いて虚偽回答を行ない、現在に至るまで自分たちが実行した民事と刑事双方における違法行為の全てを、隠蔽しようと画策していることは間違いございません。

 ここに至りましては、橋本基弘たちが教学に属しているため、法人としての中央大学の領域に干渉することはできないという前提は、完全に誤りであると断じざるを得ません。対中央大学民事訴訟を影で主導し、同時に強要罪の被疑者であり続けた全期間を通じて、橋本基弘たちは法人としての中央大学の領域を秘かに侵し続けてきました。各時期に理事長職に就かれておりました久野修慈様、足立直樹様、深澤武久様に何一つ事実を知らせようとはせず、中央大学の内外に向けて違法行為の徹底的な隠蔽を謀ってきたため、何としてでも私に冤罪を着せ続け、私をスケープゴートにし続けることを通じて自分たちの延命を図らなければならない状況に追い込まれているのでございます。

 どうか、酒井先生におかれましては、橋本基弘たちがもうこれ以上違法行為を重ねないように、深澤理事長と共に彼らを一刻も早く止めてくださいますよう請願申し上げます。そして、中央大学が現在抱えております存亡の危機を、どうか未然に防いでくださいますよう請願申し上げます。

 そのためには、3人の歴代理事長に郵送させていただきました請願書と極秘資料の全てに、酒井先生にもお目通しを賜りますことが不可欠と存じますので、同一内容の封筒をA君に託します。ご多忙のところ、誠に恐縮に存じますが、中央大学が内包しております未曾有の危機を知っていただくため、どうかお目通しくださいますよう最後に衷心より請願申し上げます。

                                 以上